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統合医療と生活習慣

今日の日本では、生活習慣病やメタボリックシンドロームの増大が社会問題になっています。
生活習慣病には食生活やストレスなどいろいろな要因が考えられますが、中でも最も大きな要因に運動不足があげられます。
車や電化製品の普及により社会が便利になり、生活の中の活動量が減少した結果、運動不足の人が増加しています。

生活習慣病だけではなく、あらゆる病気の改善や予防、老化防止には運動習慣を徹底することが不可欠です。
体を動かすことにより消費エネルギーが増え肥満を防止する他、心肺機能の向上や動脈硬化の予防、またストレス解消などさまざまな健康効果を得られます。

また、運動習慣によって体力や自然治癒力が向上し、西洋医学による治療効果を高めることも期待できます。

そして高齢化が進む中、高齢者の筋力増進にも重視されています。

運動は「運動療法」として統合医療の中でも重視され、今後の医療に不可欠なものと考えられています。

一般的に運動することはよい事だと分かっていても、実際に運動不足に陥った人が運動習慣をつけることは難しいものです。
また、健康状態によっては自己流の運動方法では体に悪影響を及ぼすことがあります。
そのような人は特に、医師の指導に基づいた運動療法で適切な運動を続けることが効果的です。

健康維持のために大切なことは、自分に合った運動を無理なく続け、必要に応じて分野の枠を越えた適切な治療を受けられる社会です。


また、睡眠は人間にとって体と脳を休養させ、次の活動のためのエネルギーを蓄える重要な時間です。

現在、忙しさやストレスなどで十分な睡眠が出来ない睡眠不足の人が多いといわれます。
人間は睡眠不足が続くと手足が震える、幻覚がみえるなどの異常な症状が現れることがあります。
また体の免疫力や自然治癒力が低下し、あらゆる病気にかかりやすくなります。

また最近では睡眠不足と肥満の関連性が研究され、睡眠不足が食べすぎや肥満の原因になることが明らかになっています。

近年、睡眠不足の原因の一つとして睡眠時無呼吸症候群が話題になりました。
睡眠時無呼吸症候群では睡眠中に呼吸が一定時間止まる症状が現れます。
睡眠が分断されることによって高血圧や高脂血症など生活習慣病につながる危険も指摘されています。

このように睡眠は健康に深い関わりがあります。
睡眠不足が生命を脅かす重大な病気を引き起こすことも明らかになり、睡眠の大切さが改めて認識されています。

近年、統合医療が今後の医療として注目される中、生活習慣によって自然治癒力を高める代替医療の必要性が高まっています。
睡眠は基本的な生活習慣として第一に改善されることが求められます。

さまざまな代替医療の中に睡眠療法があります。
これは催眠療法とも呼ばれ、睡眠中の潜在意識に働きかけて病気を治療する方法です。
アメリカでは医療行為の一つとして認められており、がん治療でも用いられています。

睡眠療法は科学的な解明はまだされていませんが、治療の中で免疫力向上効果が確認されています。
日本で統合医療の導入が急がれる中、心の治療法として再認識されています。

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