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統合医療と現代病

現代は昔に比べてストレスの多い時代といわれます。
ストレスの原因は環境、人間関係、仕事など生活のいたるところにあります。

ストレスは生活習慣病や胃潰瘍、十二指腸肝炎などの健康障害を引き起こすことはよく知られています。
日本の脂肪要因の1位である癌も、ストレスによる免疫の異常が関係しているといわれます。

適度なストレスは心身への刺激にもなりますが、過度なストレスはホルモンバランスを崩します。
そして過食の原因になり、脂肪増大や高血圧を引き起こします。

またストレスは特定の病気に分類できない体の不調を起こすことがあります。
これは身体に異常がないため治療の手がかりがなく、患者自身が納得できないまま悩むという場合があります。

現代に生きている限り、ストレスは避けることはできません。
そこでストレス社会で健康を維持するためにはストレスを発散し、溜め込まない努力が必要です。

ストレスの発散には水泳やウォーキングなど適度な運動が効果的です。
また自分の趣味に没頭したり、ストレスの原因を他人に話すことでも発散できます。
ハーブティーやアロマオイルでストレスを発散する方法もあります。

近年、医療の現場では統合医療の導入が急がれていますが、それに伴い代替医療への関心が高まっています。
代替医療は近代の西洋医療と異なり、自然治癒力や免疫力を高めることを基本としています。
ストレスによって低下した免疫力を取り戻すためには代替医療による治療が適しているといえます。

このようなことからも、ストレス社会における健康維持に、代替医療を取り入れた統合医療の必要性が高まっています。


日本では近年、メタボリックシンドロームの増大が社会問題になっています。
メタボリックシンドロームとは内臓脂肪の増大によって、高脂血症、高血圧、高血糖などの症状が現われ、さまざまな病気にかかりやすくなった状態のことをいいます。

現在、中高年男性の2人に1人、女性の5人に1人がメタボリックシンドローム、あるいはその予備軍にあると言われています。

また日本ではメタボリックシンドロームをはじめ、高齢化やストレス社会により、医療費の増大が問題となっています。
このままでは日本の医療費は深刻な財源不足に陥ることは避けられません。

2008年からはメタボリックシンドロームの予防や改善のために、新しい検診制度が導入されるなど、メタボリック対策は国をあげて行われる重大な課題になっています。

医療のあり方が問われている今日、「病気を治す治療」から「病気を予防する医療」への移行が求められています。
そこで医療の現場で重要となるのが統合医療です。
統合医療はこれまで医療の中心であった西洋医療に、代替医療を取り入れた医療です。

代替医療は高額な医療機器を使用しないため、医療費の軽減につながります。
そして体の免疫力や自然治癒力を高める治療であり、病気の予防に効果があります。

西洋医学は近代医療として目覚しい発展を遂げ、あらゆる病気を解明してきました。
しかし西洋医学では解明されない病気も多くあります。
その一つがメタボリックシンドロームです。

統合医療の導入が急がれる中で代替医療は、西洋医学を補い、または西洋医学に代わる医療として関心が高まっています。

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